昇仙峡で過ごす特別な秋!紅葉とパワースポットの共演!

昇仙峡(覚円峰) 紅葉狩り
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2024年も残すところあと2ヶ月!なんだかあっという間だった様な気がします。

そしていよいよ紅葉の季節!今年はどこに行こうかなって考えている人も多いのでは?

そこで今回は昇仙峡はどこにある?見どころは?美味しいグルメはある?など昇仙峡についてご紹介したいと思います。

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11月10日「水晶神輿 紅葉の舞」が開催されます!

昇仙峡観光協会主催の行事「水晶神輿 紅葉の舞」が11月10日13時から15時に開催予定です!昇仙峡の木々も色づき始めているので当日は綺麗な紅葉と共に開運祈願もしちゃいましょう!

当日は重さ80kgの水晶を乗せた神輿が出る予定で、神輿が出発する前には開運・厄除け・恋愛成就祈願として水晶にも触る事ができるそうです。

昇仙峡が有名な理由

昇仙峡が有名な理由はいくつかありますが、なんといっても自然が作り出した美しさを抜群の佇まいによって感じることができるところではないでしょうか。昇仙峡の紅葉の時期は11月初旬から11月中旬です!10月24日現在は少しずつ色づき始めているという事です

人の手によってではなく、自然の力で削り取られた岩々やそこを流れる綺麗な川は見る人を圧倒します。

大正時代の人々が、名勝に指定し、観光地として道を整備し始めました。時代と共に景色は変わっているのだろうけれど、まだ道が整備される前の時代を生きた人々はこの昇仙峡を見て何を思ったのだろうと、ふと思いを馳せずにはいられないそんな場所です。

昇仙峡はどこにある?

昇仙峡は山梨県にあります。

山梨県の庁所在地である甲府市の猪狩町というところにあります。

県庁所在地なのにこんなすごい渓谷があるなんて、さすが富士山もある山梨ですね。

アクセス

東京からのアクセスは車か長距離バス、JR特急になります。

長距離バス新宿バスタから出ている甲府駅行きに乗ります。このバスは毎時間毎に出ており、約2時間半で甲府駅まで行きます。金額は2300円(2024年10月時点)

JR特急:新宿駅から甲府駅まで約1時間40分、金額は3890円(2024年10月時点)

※甲府駅からは昇仙峡行きのバスが出ています。

:新宿駅から昇仙峡まで130km、約2時間ほどで到着します。


見どころ

見どころはなんといっても日本屈指の渓谷、昇仙峡全体です!っていうのはきっとみなさんご存知のはず。。だからどこをどう見るのがいいの?って話ですよね。

昇仙峡は花崗岩が川に侵食されてできた渓谷です。自然が作り出した力強い景色が一年を通して楽しむ事ができますが、秋になると紅葉がとても美しく、数々の”映え”スポットが出現します。

1. 長潭橋(ながとろばし)

  長潭橋は昇仙峡の玄関口にあり、日本で架けられた橋の中でも比較的古く、1925年(大正14年)に竣工しました。山梨県内では最古のコンクリートアーチ橋と言われています。全長34.6m、幅3.6mあり、橋の上からは四季折々の風景を楽しむ事ができ、川の侵食によって出来た大小様々な形の花崗岩を眺める事ができます。ここからの眺めは紅葉狩りの名所としても知られています。

2. 天鼓林(てんこりん)

遊歩道を少し歩いた先に夢の松島へと続く林があります。この林の一部では歩くと、まるで天から鼓を叩いている様な「ポンポン」と音が聞こえるそうです。実際は地面に空洞ができているからだとか。探して見てくださいね。

秋になるとこの天鼓林が真っ赤に染まるのを見る事ができ、東屋やお手洗いなどがある為休憩スポットとしても利用できます。ゆっくりと景色を見ながら、修行に訪れた覚円や昔の人々の生活に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。

3. 夢の松島〜覚円峰(かくえんぽう)〜

昇仙峡を代表するシンボル的な岩峰です。高さ180メートルの巨大な岩がどーんとそびえ立ち、赤く染まった草木とともに圧巻の景色を見る事ができます。覚円峰は覚円という僧侶がこの岩山のてっぺんで修行をした事が名前の由来になっています。

天鼓林から少し歩くと夢の松島という看板が見えてくるのでそこから覚円峰を眺めるといいアングルで見る事ができますよ。

4. 石門(せきもん)

昇仙峡を象徴する自然の石のアーチで、独特の形状を持つ巨岩が偶然重なり合って作られたトンネルです。

この奇跡的に重なっている岩、横の岩に引っかかってるであろう部分を下から見上げてみると、実はくっついてもいないのです!

ハラハラしますよね!安全も確認されており、落ちてくる事は無いので臆せず進みましょう。このトンネルを超えた先の遊歩道では赤や黄色の紅葉があなたを別世界へ誘うようです。

5. 仙娥滝(せんがたき)

 標高700mのところにある 仙娥滝は昇仙峡の麓にあり、地殻変動によって出来た 高さ約30メートルの滝です。この大きな滝によって周囲の花崗岩は削られ、大きな滝壺が出来ています。高い位置から落ちる大量の細かい水しぶきによってマイナスイオンが発生していて、一年を通してヒーリングの効果があります。

仙娥滝とは中国の神話に出てくる嫦娥(じょうが)が由来と言われています。仙女である嫦娥はとても美しく、聡明で月に昇ったという言い伝えから、「月のような優しさを持った滝」という意味があるそうです。特に紅葉と共に見る大きな滝は神話と相まって神秘的な癒しを感じる事ができます。

6. 影絵の森美術館

影絵の森美術館は世界で初めての影絵の美術館です。

世界的影絵作家藤城清氏が監修・設計をした美術館で、昇仙峡観光と合わせて楽しめるアートスポットになっています。日本の伝統的な影絵作品が展示されており、紅葉狩りの合間に立ち寄るのに最適です。休憩も兼ねて立ち寄ってみてはいかがですか?

7. 昇仙峡ロープウェイ

   昇仙峡ロープウェイに乗ると、標高1,058メートルの山頂まで登ることができます。仙娥滝からロープーウェイで約5分間、空中から紅葉を楽しむ事ができます。また、山頂のパノラマ台からは、紅葉に彩られた昇仙峡、遠くに見える富士山や南アルプス連峰を一望でき、息をのむ絶景を楽しめます。

昇仙峡ロープーウェイ乗車料金:

令和6年10月1日より価格改定され、下記のとおりです。

片道

大人:800円

小人:400円

往復

大人:1500円

小人:750円

昇仙峡で楽しむ紅葉

長潭橋から仙娥滝まで約5キロメートル。10月下旬に入ると徐々に木々が赤や黄色に色づき始め、11月下旬頃までみる事ができます。

長潭橋の標高は501m、仙娥滝の標高は720mと標高差がある為、紅葉の時期も長く、自然の偉大さをより強く感じる事ができます。

主に見ることのできる紅葉の種類は、楓(カエデ、モミジ)や漆、白膠木(ヌルデ)、赤い実と紅葉が特徴の七竈(ナナカマド)、クヌギそして桜の紅葉を楽しむ事ができます。

パワースポット

昇仙峡には、美しい自然だけでなく、古くから「パワースポット」として知られる場所も数多くあります。

そもそもパワースポットとは自然のエネルギーが溢れていて、そのエネルギーによって癒しや元気をもらうことのできる場所です。主に神が宿る場所とも言われ、神社仏閣や修行の場とされてきた場所が多いです。訪れることでリフレッシュし、エネルギーをもらえるとされる昇仙峡のパワースポットをいくつか紹介します。

1. 覚円峰(かくえんぽう)

「覚円峰」は、古くから修行僧たちが座禅や修行を行ってきた神聖な場所とされています。荘厳な姿を持つ覚円峰は、強いエネルギーを放っているとされ、登山やハイキングで訪れる人々にパワーを与えると信じられています。

2. 仙娥滝(せんがたき)

昇仙峡の絶景の一つである「仙娥滝」は、清らかな水が流れ落ちる滝としてパワースポットとされています。滝の落ちる水の音やマイナスイオンに満ちた環境が、心身を癒し、リフレッシュさせてくれると人気です。運が良いと滝の水に木漏れ日が差し、きれいな虹を見る事ができるでしょう。

また、仙娥滝の周辺には昇玉堂をはじめたくさんの願掛けスポットがありますのでぜひ立ち寄って見てくださいね!

3. 夫婦木神社(めおとぎじんじゃ)

昇仙峡近くにある「夫婦木神社」は、縁結びや夫婦円満のご利益があるとされるパワースポットです。この神社には、夫婦和合や恋愛成就を願う参拝者が多く訪れます。

夫婦木神社は男宮と姫の宮とあり、男宮には樹齢1000年を超える御神木があり、姫の宮には樹齢800年の御神木があります。夫婦が揃ってお参りすれば夫婦円満、子宝に恵まれると言われています

4. 弥三郎岳(やさぶろうたけ)

ロープウェイ山頂からは、昇仙峡全体や遠く富士山までを一望できる絶景が広がります。この「弥三郎岳」は、昇仙峡のパワーを一度に感じることができるスポットとされています。特に富士山からの龍脈を全身で感じる事ができ、山頂で深呼吸をしながら、広がる自然を眺めることで心が洗われるような気分になると言われています。昇仙峡で最強のパワースポットです。

5. 御嶽昇仙峡

昇仙峡全体が霊山であり、富士山から出る「気」=龍脈が流れ込み、その龍脈を留める龍穴も多い為風水では浄化の力が強い場所とされています。また、ここは水晶が採れる事でも有名で、ここの水晶の浄化力も強いと言われています。

6. 金櫻神社(かなざくらじんじゃ)

昇仙峡の奥に位置する金櫻神社は、開運・金運を祈願するために多くの人が訪れる神社です。「金櫻神社」は金峰山に御神体があり、御神木は鬱金桜、御神宝が水晶さらに、御祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)と様々な神様が祀られています。

悪疫退散や万民息災を祈願する神社ですが、商売繁盛や縁結びなど四方八方にご利益のある神社で、ここもまた強いパワースポットです。

7. 影絵の森美術館

美術館自体がパワースポットではありませんが、昇仙峡の自然に囲まれたこの静かな美術館は、訪れる人々に癒しのエネルギーを与える場所として知られています。芸術作品を鑑賞しながら、自然のパワーも感じることができる特別な空間です。

これらのパワースポットは、昇仙峡の自然美とともに訪れることで、心身をリフレッシュし、ポジティブなエネルギーを得られるとされています。


水晶

自然が豊かで有名な昇仙峡ですが、水晶がよく採れる事でも有名です。

昇仙峡は水晶の発祥の地として語り継がれています。

水晶は浄化の力もある為、昇仙峡全体がパワースポットと言われる所以にもなっています。

周辺のグルメ

昇仙峡周辺では、山梨県の豊かな自然と秋の味覚を楽しむことができます。秋になると地元の食材を使った料理がさらに魅力的になります。

1. ほうとう

山梨の郷土料理である「ほうとう」は、夏場も美味しく食べられていますが、秋の訪れとともに鍋で旬の野菜や肉と煮込まれ食欲をそそります。カボチャやきのこなどの秋の食材をたっぷり使ったほうとうは、体が温まる一品。地元の味噌を使った濃厚なスープと太い麺の組み合わせが絶品!

2. 甲州地どり

甲州地どり」は、山梨県特産のブランド地鶏で、放し飼いで育てることで、肉が良く締まり脂肪が少ない為、うま味が凝縮されてとても食べやすい鶏です。炭火焼きや唐揚げ等どんな料理でもとても美味しく、あの「美味しんぼ」でも紹介されたほど。

3. ぶどう

山梨は日本最大のぶどうの生産地であり、秋には収穫されたばかりの新鮮なぶどうを味わうことができます。昇仙峡周辺のワイナリーや直売所では、シャインマスカットや巨峰などの品種を楽しめます。

4. 山梨ワイン

山梨県は日本有数のワイン産地で、秋は収穫のシーズン。昇仙峡周辺のレストランやカフェでは、地元産の甲州ワインを提供するところが多く、紅葉を楽しみながら、ぶどうの風味が豊かなワインを味わうことができます。


まとめ

今回は山梨県にある秋の昇仙峡についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

仕事で疲れた時、リフレッシュしたい時、何かを始める時には背中を押してくれる様な力を感じる場所であり、ただただ時代の流れに思いを馳せて、時間の流れの力強さを感じる、そんな場所でもあると思います。

この機会に是非行って見てくださいね!

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